吉井クリニック

モーニングアフターピル

危険な日に、避妊をしなかった!!」という事態が発生したとき、性交後に内服することで妊娠を回避するお薬が、「モーニングアフターピル」(緊急避妊薬)です。

お薬は、性交後72時間以内に服用し、さらに12時間後に服用します。

モーニングアフターピルを性交後72時間以内に服用を開始することで、妊娠の危険を少なくとも75%減少させることができます。 妊娠回避効果は75%、妊娠する確率は2%ですので理論上は98%の方は妊娠しないということになります

服用後の注意点

モーニングアフターピルの服用後、早ければ3・4日後に消退出血(生理)が起きます。これで緊急避妊法は成功ということになります。但し、時期によっては(黄体期に入ってから)、すぐに消退出血(生理)が来ないことがあります。消退出血(生理)の時期は1週間後のこともありますし、通常の生理の時期までないこともあります。

3週間待って、もし消退出血(生理)が来なければ、妊娠していないか検査を受ける必要があります。
また、緊急避妊法実施後の排卵は、予測がつかないので、自然の生理が来るまで確実に避妊することをお勧めします。

モーニングアフターピルは、あくまでも緊急の避妊法です。ホルモン量は多くなりますので、体への負担もかかります。普段は、確実な避妊方法(低用量ピルなど)を行うようにしてください

不安なこと、心配なことがあれば、ご相談下さい。
自分の体は、大切に。自分自身で守りましょう!